ISBN:4003360133 単行本 久保 勉 岩波書店 1965/01 ¥588
ボクもエロスのごとく美そのものを渇望し、フィロソフィアにまで高めなければなりません。
世界の本質とは何か?ボクにとっての興味は昔からそれです。世界の本質というものを知りたいのです。生あるうちに。哲学、宗教、科学、われわれは、われわれ人類はあらゆる学問をつうじ、世界の本質へ到達しようと常にこころがけているのであります。われわれ人類にはいまだかって、この世界の本質というものは分からない。あらゆる学問をあらゆる方法を駆使して、それを探ろうとしております。しかし、人類にはいまだかって、それが分からない。まさにエロスのごとく、知に飢えている。われわれは常に求めつづけなければならない。世界の本質を渇望し、求めつづけねばならない。
レビュー
内容(「BOOK」データベースより)
原題の「シンポシオン」とは「一緒に飲む」というほどの意味。一堂に会した人々がワインの杯を重ねつつ次々にエロス(愛)讃美の演説を試みる。最後に立ったソクラテスが、エロスは肉体の美から精神の美、さらには美そのものへの渇望すなわちフィロソフィア(知恵の愛)にまで高まると説く。さながら1篇の戯曲を思わせるプラトン対話篇中の白眉。
ボクもエロスのごとく美そのものを渇望し、フィロソフィアにまで高めなければなりません。
世界の本質とは何か?ボクにとっての興味は昔からそれです。世界の本質というものを知りたいのです。生あるうちに。哲学、宗教、科学、われわれは、われわれ人類はあらゆる学問をつうじ、世界の本質へ到達しようと常にこころがけているのであります。われわれ人類にはいまだかって、この世界の本質というものは分からない。あらゆる学問をあらゆる方法を駆使して、それを探ろうとしております。しかし、人類にはいまだかって、それが分からない。まさにエロスのごとく、知に飢えている。われわれは常に求めつづけなければならない。世界の本質を渇望し、求めつづけねばならない。
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