ISBN:4480863273 単行本(ソフトカバー) ペペ長谷川 筑摩書房 2000/05 ¥1,575
レビュー

内容(「BOOK」データベースより)
就職しないで面白おかしく暮らすための実践的しのぎ術満載。全編語り下ろし、書き下ろし。
内容(「MARC」データベースより)
「一生遊んで暮らしたい。でもどうやって食べていく?」 この大問題に、今までの社会ではやってらんなくなった人々が集まる「だめ連」が挑む。就職しないで面白おかしく暮らすための実践的しのぎ術満載。〈ソフトカバー〉


 「だめ連」の本です。だめ連的な生き方、だめ連的な考え方、そのすべてを良いと思うわけではないけれど、僕は憧れます。世の中は厳し過ぎですから。皆、何が楽しくて頑張っているのか、理解できないときが多々あります。日本人は特に頑張ることを良しとするが、もっと力をぬけばいいのに。
 「だめ連」は単なる怠け者だと、そう思っていらっしゃる方が多いかと思いますが、まったくそのとおりです。単なる怠け者なのです。でも、それはそう思う人たちの基準での話しね。だって頑張らなければいけない、と勝手に決めているのは、世の中のほうですから。それができない人達には「怠け者」のレッテルを勝手に貼って、「自分たちはこれだけ頑張っている」と勝手に勝負している気になって、勝手に「勝ち組」とか「負け組」とか思っているだけじゃないですか。はじめから、こちらは勝負などしていないっていうのに。
 「世の中厳しい」とか「頑張らなければいけない」とか、そういう押しつけは、一方的で、僕なんかからすると疲れるだけです。自分らしく生きられないなら、そんな世の中には何の値打ちもありません。くだらない社会としかいいようがない。
 だめ連は、社会に対して、ある意味での問題提起をしています。その意味を重く受けとめるべきだ。今の世の中は。

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