本多劇場はじめて行った。友達と観に行ったのです。なんか、招待ということでタダで観てしまいました。本当だったら、5,000円はするところでした。にゃはは♪得しましたっ♪嬉しいです。

 観たのは『ブンナよ、木からおりてこい』とかいうような題名の劇でした。いきなり人間がカエルの役をやっているので、驚きました。主役はトノサマガエルでした。
 カエルだけでなく、ヘビとかネズミとかモズとか、いろんな動物が出てきました。すべて、役者さんたちがその動物に扮するのです。

 なんか自然界の厳しさというものを訴えていました。弱肉強食、食物連鎖、自然淘汰。

 その中でも弱い生き物たちは、自らの短い生を懸命に生きるのです。たとえ生は短くとも、いつ死んでも悔いのないように、今を懸命に生きる。

 僕は、そこにハイデガーの実存主義をみました。我々は死を意識して、はじめて生を意識する。私というものは、自らの死を意識したとき、はじめて私自身になるのです。死を意識して、はじめて私自身というものを獲得する。

 そういう深いものを昨日の演劇のなかに、みました。
 

コメント

nao
2006年10月23日22:41

演劇も良いですよねー。東京はいろいろ公演があっていいな。
テレビで観るのと、実際に観に行くのと、感動がまた違ってきますよね。良い劇だったみたいで、良かったですね(^^)

のぶすけ
のぶすけ
2006年10月23日22:55

naoさん
 
 コメントありがとうございます!!はい、とても良い劇でした(^_^)
 naoさんも演劇を観に行く機会がたくさんあると良いですね☆

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