内容(「MARC」データベースより)
サルトルの精神形成を知るうえで欠かすことのできない「実存主義の聖書」であり、また実存主義思潮の熱い季節が去った後も、人生とは何かを真正面から純粋に追求した類稀な小説。実存と不条理を描く現代文学の古典。*
いちおう読みました。歴史家ロカンタンが主人公。考えすぎて、何にもしない、だたの一市民である。
ある日、突然に嘔吐の感覚がはじまると、世界がゆがんで見え始める。
なんだか、僕の嘔吐恐怖症と、目のガイシャイの症状みたいだ。
ガイシャイは物が二重に見えるのだけど。物が二重に見える、実存主義では自分に見えたままが実存だから、僕に世界が二重に見えるなら、世界は二重なんだよ。
僕が見て感じたとおりが真実だ。
サルトルは、よく分からないです。この本も読んでいて、つかみどころがなくて、なんだかよく分からなかった。これってホントに小説なの?と思ってしまった。ストーリーがあるような、ないような。
ああ、そういえば、ひきこもりのサークルでアンガージュマン、アンガージュマンってさかんに言っているところがあった。
社会参加?
アンガージュマンは、そんなような意味なんだけど、自分が主体的に社会を変えていくような、革命とか、そんなようなものがアンガージュマンというのかと思ってた。
ひきこもってた人がバイトとかするようになるのもアンガージュマンなのかな?
僕がブログを書くことは?
自分が現実に対して、何か働きかけをすることをいうのかな?
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